頸椎ヘルニアの予防

良い姿勢を心がけましょう

人のからだには理想的な姿勢があります。正しい姿勢を心掛けることで、外部からの衝撃を上手に吸収し、首への負担を軽くすることができます。
猫背など日常的に姿勢が悪くなっている方は首にストレスがかかっていますので、日頃から姿勢を整えることを心がけ、首への負担を減らすようにしましょう。

ストレッチなど緊張をほぐしましょう

首から肩にかけての部位は日常的に良く使うため、力が入って強張ったり緊張したりしやすくなっています。緊張状態が続くと首の負担になってしまいますので、こまめなストレッチでほぐすようにしましょう。
肩甲骨周りの筋肉を動かしたり胸を開いたりといった軽い運動で血行は良くなります。首周りを柔軟に保つことで、頚椎椎間板ヘルニアは予防できます。

からだを冷やさないようにしましょう

からだが冷えると血行が悪くなります。椎間板をフォローする筋肉や靱帯は酸素や栄養を血液から受け取っているため、ヘルニアの状態を良好に保つには血行を良くすることが大切です。血行を良くするため、からだは水分を多めに摂ったうえで温めるよう心掛けましょう。

適度な運動を行いましょう

筋力の低下も頸椎ヘルニアを招きます。

腹筋や背筋の低下や、溜まった疲労で筋肉がしっかり働かないと姿勢を維持できず猫背になってしまいます。

猫背は頸椎ヘルニアの天敵です!

頚椎ヘルニアの痛みがきついうちは激しい運動が出来ないので、ウォーキングや水中歩行など、無理のない範囲で適度な運動を継続し、筋力が落ちないようにしましょう。

ある程度痛みが落ち着いている方は、運動できる種類も増やして構いません。

食事に気をつけましょう

食事が偏ると椎間板周辺に届く栄養も偏ってしまいます。椎間板周辺を健康な状態に保てるよう、日頃の食事にも気を配りましょう。

ドロドロ血になってしまうと血液がネバネバして流れが悪くなり患部に新しい栄養と酸素が行きにくくなってしまいます。

痛みの強い間は、脂もの・アルコール・糖質などは控えて血流改善に努めましょう。

頚椎ヘルニアの症状がきつい時に暴飲暴食をすると、体は頸椎ヘルニアを治す事よりも消化と解毒の方に治癒力を多く使ってしまい、患部の改善は遅れてしまいます。

初期の症状を見逃さないようにしましょう

頚椎椎間板ヘルニアの初期には、よく見られる症状があります。
次のような特徴がある場合は、なるべく早く受診して原因を確かめましょう。
・上を向くと首や肩が痛い
・事故などでムチ打ちになったことがある
・咳やくしゃみをすると首、肩、腕に痛みが走る
・首や腕に突っ張るような痛みがある
・腕の力が弱くなった気がする
・指先を使った細かい作業がやりづらい
・寝ると腕が痛い
自分の状態をきちんと知ることが、予防や早期改善の第一歩です。

 

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